今年度の予定



【今週の様子】

12月27日   13:00〜16:30
参加OBの自己紹介/勉強会/進捗報告/ディスカッション/運営MTG

勉強会テーマ
  「事業の基本検討枠組みとシーズ」

講師OB講師
 ・株式会社北海道キューブシステム
  工藤大明
参加OB
  株式会社北海道キューブシステム 工藤大明

授業風景

【今週の報告】

いよいよ今年度最後の講義となりました。前回から経営学的なツールの話が中心になってきています。

今回はまず、前回のドメインの続きから入りました。宿題として出されていた「自分の会社のドメインを示しなさい」というものでは、お互いのチームがそれぞれの考えを発表します。TAICHIチーム(北海道フキ)はHOWの考え方についての指摘を、westチームはドメインの考え方についての指摘を受けました。考えれば考えるほど難しいとは思いますが、この「自社の事業領域」を明らかにする事でこの会社が何をしている会社なのか、をはっきりさせる事が出来ます。両チームしっかり考え直しましょう。
一方で、訪問ホームワークは両チームとも出来ていませんでした。今回は2チームしかいないという状況、チームの方向性、考え方の違い、見落としていた部分の発見等…第三者として客観的に見る事ができる他チームへの訪問を有効に使って自分のチームに活かしていきましょう。
ここで今回はケーススタディ「三井物産デジタル」の事例を読み、ドメインを示してみると言う練習を行いましたね。その考え方を忘れないようにしましょう。

さて、そして本題として今回は事業の基本検討枠組みとして、「事業」、「シーズ」、「推進力」の3つがある事を教えて頂きました。それぞれの可能性の度合いを示す事によって評価できる、という考え方です。特に今回はシーズの評価を中心に行いました。シーズとは、その事業の核となる技術の事です。まず、自社の何がシーズとなるのかをはっきりさせられれば、それを三つの軸で評価する事ができます。それが、「重要度」「先端性」「独自性」でしたね。それぞれの詳細な評価のさせ方を教えて頂き、その後ワークショップとして2チームに分かれ、担当企業のシーズ評価を行いました。
今回のワークショップで、両チームとも自社のシーズは何か?というところに仮説を立てる事ができ、もしかするとキーポイントとなる回であったのかもしれません。ここにいつもよりも多くの時間を使い、HWをだして頂いて今回は終了となりました。

今回のHWは「事業の評価をどうすればできるか説明しなさい。つまり、何がわかれば評価できるのか?」ということです。皆さん新年から大変だとは思いますが、頑張って自分の力をつけていきましょう!!

そして、今回はいつもよりも時間が詰まってしまったため簡単な進捗報告をして終了です。両チームとも少しずつ企画が固まってきましたので、進捗報告の際はスケジュールとの遅れがどの程度出ているのか、あるいはスケジュール通りに進んでいるのか、を明らかな形で報告が出来るようにしていきましょう。
今年中に企画書を運営部に提出する予定になっているはずですので、最後まで気を抜かず企画書提出をしてくださいね!

次回は新年が明けた1月10日です。みなさん年末ギリギリまで本当にお疲れ様でした。
講座としてもちょうど半分が過ぎた所です。中間報告会までも1ヶ月を切り、スケジュールとしてはどんどん迫っていると思いますが来年09年も頑張っていきましょう!

それでは皆さん、良いお年を☆

【参加学生の感想】


(桑山)
 今日の感想・反省〜   ●新たな枠組みがでてきて、今後考える事の整理がしやすくなった。
 今後に活かしたいこと〜 ●シーズについてより深い考察をする!!

(下國)


(櫻岡)



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