今年度の予定



【今週の様子】

2月14日   13:30〜17:30
勉強会/進捗報告/ディスカッション/運営MTG

勉強会テーマ
  プロジェクトの終わり方

講師OB講師
 ・(株)NTTドコモ
  中村美恵
参加OB
  沼倉 隆晴(デジタルテイル株式会社 )
  西川原 寿治(北海道胆振保険福祉事務所)
  氏家 康晴(有限会社 女鹿保険事務所)
  千葉武雄 社長(株式会社白石ゴム製作所)
  武井 歩
   (日本アイビーエム・ソリューション・サービス株式会社)

授業風景

【今週の報告】

【今週の様子】

今週は08年度のBCPとしては最後の講義となりました。
来週は最終報告会のリハーサルのみとなりますので、全員で座ってOBからの講義を受けるのは今日で終わりですね。

これまで(今回を含めて)11人のOBが毎週BCP講義のために足を運んで下さりました。
第一線で働くOBの、実の詰まった講義を受けることができ、それを肌で感じた学生も毎週新しい考え方をプロジェクトに取り入れられたと感じます。

さて、最終報告会まであと2週間と迫った会でしたが、プロジェクトの進捗具合はどうでしょうか?
そろそろ皆さんも具体的な実行ベースで進んでいるのではないかと思います。

そんな中、今回の講義テーマは「プロジェクトの終わり方」でした。

まずはプロジェクトコントロールなど前回の復習から始まりましたが、今回のテーマの中でも特に重要な部分として「プロジェクトの引き渡し」があります。
クライアントとの別れ方、よい引き渡し方として、相手に何を受け取ってもらえばいいのか?『再会』出来る引き渡しとは何か?これを考えるために、ワークショップとして「各社の社長に成果を引き渡し提案した戦略が実現するようプロジェクトを終了するにはどんなことをすればいいか?」という内容で討議課題が与えられました。

今回は勝手連企業である千葉社長((株)白石ゴム製作所)が来て下さったため、千葉社長も含めた2チームに別れて討議を行いました。「具体的対策と根拠があるものに対しては、企業側も学生の意見を検討しやすい」であったり、「少なくとも3つの提案を考える中からリスク分散を行うべき」など、参加企業としてのご意見を多く頂き、また学生チームからも「伝え方が大事なのではないか」、「多田の発案で終わるのではなく、戦略からさらに具体的な答えを導きだすことが重要ではないか」など興味深い意見がたくさんでてきました。

『再会出来る引き渡し』に対する一つの考え方として、中村さんは「変化へのドラマ」についての話をしてくださいましたね。変化へのキックオフ、第一歩へのアクションを引き起こし、変化に繋がるいくつものドラマを組み立てることで戦略が実施できる…そのために必要なのは「アクションプログラム」でした。

アクションプログラムを作るにあたって、次のようなことに常に気をつけなければなりません。
・目標・課題の繰り返しはアクションプログラムではない。
・やることとやる人、やった結果とやらない結果が見えないものはアクションプログラムではない。
・責任の姿が見えないものはアクションプログラムではない。
・アクションプログラムは責任が透けて見える。

一つの舞台を考えても、「アクション!」のためにはシナリオ、筋書き、配役、舞台、大道具小道具、台詞(舞台設定)…など、多くのものが必要ですね。ビジネスの場で(プロジェクトの場で)ドラマを起こそうとする時にも同じように用意していかなければならないのです。

また、これによってドラマを生み出すためには「起承転結…そして押し」が必要だと学びました。
本来ならば起承転結で完結しているものが、「押し」による繰り返しで聞いた人の背中を押す(消費者の心を動かす)一手となりうるのです。

私達が示すことの出来る「押し」のために、
・君達にドラマはあったか?
・君達のドラマは終わったのか?
…が問われました。
ドラマを創りだすためにはドラマが必要です。私達はドラマを生み出せたでしょうか?そして、あと2週間という中ですが、ここであきらめていいのでしょうか?後2週間で起こるドラマもあります。
自分が変わりたい、何かを変えたい。そのためにBCPに来て共に学んできました。学校も学部も違う私達が集まったことはドラマへの第一歩です。ぜひ、最後の瞬間まで自分達のドラマを育ててほしいと思います。

そして、真剣に学ぼうとした人への正しさの追求…もう一度自分に問い直してみてください。
「それは本当か?」
自分の世界ですませてはいないか。
わかったことにしていないか。
ストーリーがこじつけになっていないか。
社長を納得させられるか。


最後のホームワークです。
「各社の社長に成果を引き渡し、戦略が実現するような最終提言書を作成し、クライアントに提案しなさい。」


後2週間後にはこのプロジェクトは終わってしまいます。あなたはどんな風に終わりたいですか?
貴方のチームにとって「終わる地点」とはどこにあるのですか?
今回の機会に、自分たちのプロジェクトについてきちんと棚卸し(評価や反省)をしておいてください。今回の進捗報告でも、最後に踏ん張らなければならないポイントのアドバイスなど、多くの指摘をいただきました。最終報告会では学生の必死になった姿を見せられるよう各チーム頑張っていきましょう!!

【参加学生の感想】


(桑山)
後日記載。


(下國)
後日記載。


(櫻岡)
後日記載。


(泉谷)
後日記載。



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