今年度の予定



【今週の様子】

1月31日   13:30〜17:30
参加OBの自己紹介/勉強会/進捗報告/ディスカッション/運営MTG

勉強会テーマ
  事業評価の基本検討枠組み・事業推進力の可能性

講師OB講師
 ・有限会社 女鹿保険事務所
  氏家康晴
参加OB
  武井 歩(日本アイビーエム・ソリューション・サービス株式会社)
中村 美恵(株式会社NTTドコモ)
沼倉 隆晴(デジタルテイル株式会社)

授業風景

【今週の報告】

【今週の様子】

今週は中間報告会終了後で、しかもみなさん学校のテストや論文提出など忙しかったようですね。今回は今までになく人数が少ない会で寂しかったです。


そのような中、今回は中間報告会でBCPに興味を持って頂いた氏家さんに講義をして頂きました。

今回は進捗報告から始まりましたが、中間報告会からさらに絞り込みを行ったり、または迷走をしていたり、という感じだったと思います。特に最終報告会まではあと1ヶ月もありません。今回は時間がギリギリだったとはいえ、皆さん日程的にはかなりきついのではないでしょうか…。その中でも、やはり自分の納得の行くレベルに出来るよう頑張っていきましょう。

今回の講義テーマは事業の基本検討枠組みの中でも最後の項目、「事業推進力」についてでした。
事業推進力は、「技術力」「営業力」「経営能力」で測ることが出来ます。さらに「技術力」は商品技術力、生産技術力、生産力、生産戦略で評価をし、「営業力」は販売力、サービス力、マーケティング戦略の評価によって商品を貨幣価値に変換していく力をみます。最後に事業の評価だけでなく、事業そのものを計画し実行する経営者・経営グループの評価も必要となり、事業具体化プロセスでの意識と実績を検討することによってある程度把握することが出来ます。

今までに習ってきたことのまとめとして、シーズ、市場、推進力、そして収益可能性(コスト・損益分岐点など)の全てを総合的に評価することによって、事業の「総合評価」を出すことが出来ます。

ここで講義の中で習うべきことは一段落です。このような経営ツールを使って評価を行っていくのですが、氏家さんの回では特に、「伝える力」と題してBCPの学生へメッセージを残してくださいました。

簡単にしか紹介できないのが残念ですが、ぜひ学生はもう一度復習してください。
・「フィーリングとロジックの不確実性」:感情の表現は伝わりにくい面があり、ロジックは仮定や前提が明確になっているならば伝わるが、”真剣さ”はそれらを超える。
・「言葉の理解度」:専門用語や抽象的な表現は曖昧な雰囲気で覚えるのではなくもう一度掘り下げる。”それって何?”相手の言っていることと自分の言っていることは同じか、想像力を膨らませる。
・「プレゼン」:上手い人と下手な人はどこが違うか。大きさや抑揚、視線、理解度などがあるが、”本人の気持ちがどこまで入っているか”が試される。それを重ねて、裏付けや経験、自信にかえる。
・「データの信用性」:マーケティングと統計学には密接なつながりがある。様々な条件で結果は変わる。だからこそ、標本母体の性質、文化、特徴、風習も必要。”逆選択”には気をつける。
・「精度をあげる」:PDCA(Plan→Do→Check→Action)失敗するのは悪いことではないが、反省しないことは百害あって一利無し。

さて、次週の宿題は「発案と戦略の違いは何か」「このプロジェクトを通じて、クライアントもしくはクライアントの組織がどうなることが”成功した”と言えるか。”いつ、誰が、何を、どうする”の4点になぞって考えなさい」の2点です。

今週から授業の後に最終報告会の準備としてミーティングが開かれています。今年度最後の報告会は学生みんなで作るもの…。みんなでいい報告会を作りましょうね!!


学生の皆さんはテストなどで忙しい時期だと思いますが、この3ヶ月の成果が試される時も刻々と迫ってきています。頑張っていきましょう!!

【参加学生の感想】


(桑山)
最終報告会ミーティングより参加。

(下國)
後日記載。

(櫻岡)
欠席。

(泉谷)
欠席。


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